「ハッ、ハクション!!」
「グシュ、グシュ、ズルズル・・・」
ある日突然、風邪を引いたわけでもないのに、くしゃみ・鼻水・鼻づまりが~!
あれれ???今まで大丈夫だったのに・・・。ガーーーン!!!もしかして、これって花粉症じゃ。。。
私自身も20代後半に初めて花粉症を発症し、34歳で長女を出産した後さらに悪化。
この時は慢性蓄膿症になり、1ヶ月間まったく味がしなくなって、あれほど大好きだった料理と食事が苦痛になったことも・・・(´;ω;`)
「花粉症を何とか克服したい!!」でも、もとはと言えば、どうして花粉症になったの?
と言うことで今回は、花粉症になる原因やメカニズムをご一緒に見ていきましょう!
花粉症の主な原因とは
直接の原因と言われているのは、もちろん植物の花粉です。その中でもなんと、7~8割の人がスギ花粉によるものだそうです。私の場合も、やっぱりスギとヒノキがアレルゲンと診断されました。
- 主にスギ、ヒノキ、ハンノキ、ケヤキ、シラカバ、コナラ、ブナ
オオバヤシャブシ、カモガヤ、ブタクサ、ヨモギなどの花粉。 - 花粉にプラスして、大気汚染物質も関係している。
- ハウスダスト・ダニ・動物(犬や猫など)が原因の場合も。
大気汚染といえば、都会などは排気ガスなどを連想しますよね。
ここは関西の田舎ですが、中国から黄砂が飛んでくる時期になると花粉症の症状が悪化してそりゃもう大変…!(TдT;)
それでは花粉を吸いこんだあと、いったいカラダでは何が起こって花粉症を発症してしまうのでしょう?花粉症が発症するまでのプロセスを見ていきますね。
花粉症が発症するまでのプロセス

去年まで他人事だった、花粉症。「どうして今年は、発症してしまったの・・・!?」
「そもそも、花粉症になるメカニズムってなんぞや???」
ということで、いったいあなたのカラダの中で何が起こっているのか、簡単に理解しておきましょう。
ちなみに花粉症発症については、以下の説が有力と言われています。
1:IgE抗体&Th1細胞とTh2細胞のバランス説
花粉症とは、いわゆるアレルギー反応による症状です。なので、まずはアレルギー反応の過程を見ていきましょう!アレルギー反応の過程
1.花粉を吸いこむ。↓
2.カラダの粘膜に付着。
↓
3.カラダが花粉を異物(敵)と認識する。
↓
4.対抗するためにIgE抗体をつくる。
↓
5.花粉症予備軍の完成。
↓
6.IgE抗体が作られすぎて、予備軍の30~50%が発症。
↓
7.IgE抗体が肥満細胞に取り付く。
↓
8.IgE抗体付きの肥満細胞に、花粉がくっつく。
↓
9.ヒスタミンやロイトコリエンなどの化学伝達物質が放出される。
↓
10.神経や血管が刺激される。
↓
11.くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどの症状がでる。
つまり、花粉を異物(敵)とみなしてしまったカラダの過剰反応が花粉症なのですね。
その結果、花粉を排除しようとしてくしゃみや鼻水をあなたにガンガンさせているのです。((+_+))
なぜ、過剰にIgE抗体が作られる?
1.アレルギー抗原である花粉が体内に侵入。↓
2.ヘルパーT細胞に花粉の存在が知らされる。
↓
3.ヘルパーT細胞は、Th1とTh2と呼ばれる2種類が存在している。
↓
4.普段はお互いに同じレベルで存在し、均衡を保っている。
●Th1細胞・・・細菌感染に対応
●Th2細胞・・・抗体がつくられることに関係
↓●Th2細胞・・・抗体がつくられることに関係
5.花粉侵入の合図が発信される!
↓
6.合図を受け取った花粉症予備軍の人は、Th2細胞が過剰に増える。
↓
7.よって、Th1細胞とTh2細胞のバランスが崩れる。
↓
8.誤った命令により多くのIgEが放出されて、アレルギー症状が出る!
どうやら普段は均等なバランスを保っている。そこへ花粉が侵入してくることにより、Th2細胞が過剰になってしまう。
すると、間違った命令よりIgE抗体が大量に出てしまい、くしゃみや鼻水鼻づまりなどのアレルギー反応が起こる。
すると、間違った命令よりIgE抗体が大量に出てしまい、くしゃみや鼻水鼻づまりなどのアレルギー反応が起こる。
こういう流れのようです。「うーーーん、なるほど…。」花粉を異物(敵)とみなしてしまったことが、そもそもの悲劇の始まりなんですね。
ではなぜ、花粉を吸いこんでも異物とみなす人とそうでない人がいるのでしょうか?
2.免疫機能バランスが崩壊
「花粉症って、体質のせい?それとも遺伝?」同じ親から生まれたのに、兄弟で花粉症になる人とならない人がいる。そんな現象が起こるのはどうしてなのでしょう?
その鍵は免疫力、それも免疫機能バランスなんですって!
そもそも、無害である花粉を異物(敵)とみなしているのは免疫力が高いとは言えず、むしろその逆なのです。
1.さまざまな要因で免疫力が低下している。
↓
2.ヘルパーT細胞をはじめ、T細胞、B細胞、NK細胞などが
それぞれの役割を間違ったり、さぼったりしている。
↓
3.免疫機能バランスが崩壊する!
↓
4.過剰な免疫反応による、過剰防衛(アレルギー)が起こる。
↓
5.不必要な炎症が引き起こされる。
今まで「免疫力が高いから、花粉症やアトピーになる」と、勘違いしていませんでしたか?(実は、私は勘違いしていました・・・^^;)
だから巷でのお薬や治療って、免疫抑制を主体とした対症療法が主流ですよね。
私が、花粉症から慢性蓄膿症になった時に処方していただいたお薬は劇的に効きましたが、副作用が怖くてすぐにやめてしまいました。
くどいようですが・・・
花粉症になるのは、免疫力が高い
からではなく
免疫力低下によって、免疫機能バランス崩れて免疫をつかさどる細胞たちが、間違った仕事をしている結果
からではなく
免疫力低下によって、免疫機能バランス崩れて免疫をつかさどる細胞たちが、間違った仕事をしている結果
ということで「免疫力はバランスが命!」なのですね。では次に、そんな花粉症を克服するためにというお話をしますね♪
花粉症を克服するために!

それでは、免疫バランスを取り戻すためにはどうしたらいいのでしょう?免疫力を低下させてしまった原因は、いろいろあると思います。
- 小さい頃の生活
- 食生活の変化や習慣
- 低体温
- 住宅事情
- ストレス
- 遺伝
これらの中には、自分では対処のしようがないものもあります。ですが、食生活を改善することで体質を変えたり、ストレスを減らすことは何とかできるのではないでしょうか。
花粉症対策に関しては、こちらのまとめ記事もぜひ合わせてご覧くださいね♪
⇒花粉症対策!食べ物など花粉症に関するまとめ
それでは、今回の内容を振り返っておきましょう。
まとめ
- 花粉症の主な原因
- 7~8割の人がスギ花粉
- 大気汚染物質も関係している
- ハウスダスト・ダニ・動物(犬や猫など)が原因の場合も
- 花粉症が発症するまでのプロセス
- 花粉を異物(敵)とみなしてしまったカラダの過剰反応によるもの
- 免疫力が低下し免疫機能バランス崩れて、免疫をつかさどる細胞たちが間違った仕事をしている結果
- 花粉症を克服するために、まずは食べ物による体質改善から
参考:花粉症対策!食べ物など花粉症に関するまとめ
直接の原因は花粉そのものですが、花粉症を引き起こす原因は、まだまだ解明できない部分が多いと言われています。
ただ、大きな原因のひとつが、崩れた免疫機能バランスとわかって、少し光が見えてきましたね。
そして、最初のほうでお話したアレルギー反応を起こす原因となっているTh1細胞とTh2細胞の崩れたバランスを戻す方法。
実は、その救世主が乳酸菌なのです。傷ついた腸を修復するための、重要な役割も担っている乳酸菌。
ぜひ、こちらの記事もチェックしてみてくださいね。
⇒花粉症には乳酸菌?効果を私の体験から探る!!
ただ、大きな原因のひとつが、崩れた免疫機能バランスとわかって、少し光が見えてきましたね。
そして、最初のほうでお話したアレルギー反応を起こす原因となっているTh1細胞とTh2細胞の崩れたバランスを戻す方法。
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