小学生にも絵本の読み聞かせって必要なのか?
もしかして、小学生になったらもう絵本の読み聞かせなんてしないで、「自分で読まないと!」って思っていませんか?
ハッキリ言って、せっかく今まで絵本を楽しんできた至福の時間や、親子の心の触れ合いの時間を無くすのはもったいないです!
「絵本の世界に入り込み、空想に浸る…」まだまだ親子で楽しみましょう。
私は、子ども達が小学生のころ「母親文庫」というサークルに入っていて、月に1回【絵本の読み聞かせ】をさせていただいていました。
そこで今回は、「小学生にも絵本の読み聞かせは大切なんだな!」と感じた経験の中から、小学生でも低学年(1~2年生)向けのおすすめの絵本を5冊ほど紹介したいと思いますので、参考にしてみて下さい。

ということで、引き続き実際に絵本の読み聞かせをしているOgaさんにお話していただきましょう♪
小学生低学年1~2年生向けにおすすめの絵本はこちらの5冊!
小学校に入ったら、お友達やお兄さんお姉さんが増えたり、お勉強が増えたりと忙しい毎日を送ることになります。それこそ、日々発見の連続でしょうね…。家に帰っても、宿題をしてお友達と遊ばないといけません。きっと、疲れやストレスもたまることでしょう。
そんなときこそ、絵本を読んで癒してあげてください。
私が選んだ小学生低学年(1~2年生)に読み聞かせてあげてほしいおすすめの絵本が、こちらの5冊です。
- あらしのよるに
- 長ぐつをはいたねこ
- もりのへなそうる
- つるにょうぼう
- ねむりひめ
これらの絵本は長いお話になりますが、お気に入りになれば自分でもずっと読み続ける絵本になるでしょう。まずはお手本に、お母さんお父さんが読み聞かせしてあげてくださいね^^
それでは、1冊ずつ詳しく見ていきましょう!
おすすめ絵本1:あらしのよるに
雨がごうごうとたたきつけるように降る嵐の夜に、白いヤギはやっとの思いで小さな小屋にもぐりこみました。小屋の中は明かりもなく、真っ暗で何も見えません。
しばらくすると、「ガタン!」と音がして、誰かが入ってきたようです。「コツン、ズリズリ、コツン、ズリズリ….」白いヤギは、コツン、コツンという音で、てっきりヤギがケガをして入ってきたものだと思い込んでしまいましたが、それはオオカミでした。
でも、ヤギもオオカミもこの激しい雨で、風邪をひいて匂いがわからなかったのです。真っ暗で何も見えない、風邪で鼻がきかないという状況で、お互いにヤギはヤギと、オオカミはオオカミと話していると思っていました。
とっても気が合ってすっかり友達になった2匹は、次の日に合うことにしました。合言葉は「嵐の夜に」です。さて、二匹はどうなったのでしょう…。
この絵本のお話は、我が家の子どもたちも大好きな絵本です。
ヤギとオオカミが、嵐の次の日に出合うところでハラハラしていました。そして、ヤギとオオカミが正体がわかっても友達になっちゃったって、感動していました。
友達になっても、オオカミは時々ヤギを食べたくなるのですが、絶対に食べないのです。そこが、今まで出会った絵本とは違った感じで、ドキドキしたみたいですね。
7巻あるのですが、1日に2冊ずつ読んでいましたよ。
ヤギとオオカミが、嵐の次の日に出合うところでハラハラしていました。そして、ヤギとオオカミが正体がわかっても友達になっちゃったって、感動していました。
友達になっても、オオカミは時々ヤギを食べたくなるのですが、絶対に食べないのです。そこが、今まで出会った絵本とは違った感じで、ドキドキしたみたいですね。
7巻あるのですが、1日に2冊ずつ読んでいましたよ。
あらしのよるに全7巻セット (あらしのよるにシリーズ)
おすすめ絵本2:長ぐつをはいたねこ
むかしあるところに、とても貧しい粉ひき職人が住んでいました。粉ひき職人は亡くなり、3人の息子が残されました。
長男には粉ひき小屋、次男にはロバ、三男には猫が遺産として分けられました。
三男はがっかりしていたのですが、猫は「わたしに大きな袋と長靴をください。きっといいことが起こります。」と言いました。
猫は大きな袋でうさぎを捕まえると、王様に「わたしのつかえるカラバ男爵からです」と言って贈りました。王様は信じて受け取りました。
三男に水浴びをさせて「大事な服を盗まれた」言って、王様から立派な服をもらいました。猫は、町中の人に「ここはカラバ男爵の土地ですと言え」と脅し、王様は信じました。
お城に王様とお姫様を招待することになりました。猫は、魔法使いの住むお城に行き、魔法使いにネズミに化けさせて食べてしまいました。
そのお城を、三男のお城にしてしまいました。三男は、猫のおかげでお姫様と結婚して幸せに暮らしました。
我が家の子ども達は、猫の頭の良さに感心していました。この絵本はグリム童話ですが、短いのやアレンジしたものなど色々あります。
でも、やっぱり原作にこの近いお話が好きでしたね。TVアニメや映画にもなる名作ですが、いい絵本と1回でも出会いたいものですね^^
でも、やっぱり原作にこの近いお話が好きでしたね。TVアニメや映画にもなる名作ですが、いい絵本と1回でも出会いたいものですね^^
長ぐつをはいたねこ―グリム童話より (評論社の児童図書館・絵本の部屋)
おすすめ絵本3:もりのへなそうる
5歳のてつたくんと、三歳のみつやくんが、おべんと持って森に探検に行きました。大きな木の下で、大きなたまごを見つけました。
次の日も二人は行ってみました。そこにたまごは無くて、大きなシマシマの怪獣がいました。「ぼくが、へなそうるのこどもだい」と言うその怪獣は、食いしん坊で臆病で、とてもやさしい怪獣でした。
二人とへなそうるは友達になって、時間を忘れて遊びました…。
この絵本は、4つのお話があります。どのお話もかわいくておもしろくて、我が家の子ども達も大好きな絵本の1冊です。
三歳のみつやくんの言い間違いがおもしろくて、いつも大笑いしていました^^冒険もののお話が大好きな子どもたちは、私の読み聞かせ以外に自分でも何回も読んでいました。
やはり、「森へ探検に行ってみたい」というのは男の子の本能なんですかね。
三歳のみつやくんの言い間違いがおもしろくて、いつも大笑いしていました^^冒険もののお話が大好きな子どもたちは、私の読み聞かせ以外に自分でも何回も読んでいました。
やはり、「森へ探検に行ってみたい」というのは男の子の本能なんですかね。
もりのへなそうる (福音館創作童話シリーズ)
おすすめ絵本4:つるにょうぼう
むかしある村に、貧乏ですが優しい若者が住んでいました。ある日若者は、ツルを助けました。その夜、若者のところに若い娘が1晩泊めてほしいとやってきました。若者はその娘と結婚して、幸せな毎日を送っていました。
ある日娘は、「はたを織りたい」と頼みました。若者は、はた織り小屋を作ってあげました。
娘は「7日間絶対に覗かないでください」と言って、小屋にこもりはたを織りました。それはそれは、きれいな反物が出来上がりました。
若者はそれを売りに行き、高く売れたので大喜び。また織ってほしいと頼み、織ってもらいました。娘が小屋にこもったら、若者は中が気になって仕方ありません。
そして、とうとうこっそり見てしまいました。
7日たって、娘が出てくると
「あれだけ言ったのに、覗いてしまいましたね。」
「わたしは、あなたに助けられたツルです」
「これ以上ここにはいられません。幸せでした、ありがとうございました」
と言って飛んで行ってしまいました…。
この絵本は、日本の昔話です。語り継がれてきたお話なので、色々なストーリーがあります。
長いのや短いのや、売りに行くところが市場だったりお殿様だったり。どれも面白くて、子どもたちも好きな絵本ですよね。
いつも、「何で見ちゃうんだろうね~~」「ダメっていうから見ちゃうのかな?」と、不思議がっていました。
「見るな!」と言われれば見たくなる心境、わかりますよね…。
長いのや短いのや、売りに行くところが市場だったりお殿様だったり。どれも面白くて、子どもたちも好きな絵本ですよね。
いつも、「何で見ちゃうんだろうね~~」「ダメっていうから見ちゃうのかな?」と、不思議がっていました。
「見るな!」と言われれば見たくなる心境、わかりますよね…。
つるにょうぼう (むかしむかし絵本 7)
おすすめ絵本5:ねむりひめ
子どもがいない王様とお妃さまのところに、やっと女の子が生まれました。王様はとても喜び、お祝いの会を開いて占い女たちを招待します。招待された占い女たちは、それぞれプレゼントを持って集まりました。
でも、一人だけ招待されなかったのです。招待されなかった占い女は怒って、呪いをかけてしまいました。
「ひめは15歳になったとき、つむぎの針に刺されてたおれてしぬぞ」と叫びました。王様はすっかり怖くなって、姫をお城の塔に閉じ込めてしまいました。
でも、15歳の誕生日に姫はお城の塔の最上階に上って、つむぎの針をさしてしまいねむってしまいました。
何年も何年も眠ったある年、一人の王子様がお城に行って姫に口づけをしました。
姫はぱっちりと目を覚まして、王子様と幸せに暮らしました…。
この絵本は、「ねむりひめ」「いばらひめ」「眠れる森の美女」など、いろいろと呼ばれています。
アニメや映画にもなっていますが、やはり、原作に近い絵本をよんであげたいですね。我が家の子ども達、特に娘はお気に入りの1冊になっていました。
やはり、女の子のあこがれはお姫様ですから。私の読み聞かせはもちろんのこと、自分でも何度も何度も繰り返し読んでいました。
お絵かきにもよく出てきていたので、よほどお気に入りだったのですね^^
アニメや映画にもなっていますが、やはり、原作に近い絵本をよんであげたいですね。我が家の子ども達、特に娘はお気に入りの1冊になっていました。
やはり、女の子のあこがれはお姫様ですから。私の読み聞かせはもちろんのこと、自分でも何度も何度も繰り返し読んでいました。
お絵かきにもよく出てきていたので、よほどお気に入りだったのですね^^
ねむりひめ―グリム童話 (世界傑作絵本シリーズ―スイスの絵本)
以上が、私が読み聞かせてきた中でも「小学生低学年」におすすめの絵本です。
そしてもう1冊、たくさん楽しい絵本と出会ってきた中で、どうしても小学生低学年(1~2年生)におすすめしたい絵本があります!
おすすめの絵本!おまけの1冊はコレ
私がどうしてもおすすめしたいもう1冊の絵本は、こちらです。おすすめ絵本6:3びきのかわいいオオカミ
あるところに、3びきのかわいいオオカミがおかあさんと一緒に暮らしていました。ある日お母さんは、自分たちの家を作るように言いました。
「でも、わるいおおぶたにはきをつけるのよ」と言って送り出しました。
3匹は力を合わせて家を建てましたが、すべて悪いおおぶたに壊されてしまいます。最後に建てた家は、花の家でした。
このお話は、まだ新しいです。昔話ではありません。実は、「3びきのこぶた」のパロディです。
小さい時から聞いている「3びきのこぶた」と全く立場が逆転しているオオカミ。おおぶたの悪者ぶりや、オオカミのかわいさなど笑いが止まりません…。
我が家の子ども達も、「かわいいおおかみっだって~」「おおぶた、悪いね~~」「お花の家~~!」と大喜びでした。
毎回、笑い転げて大騒ぎなので1日の締めの1冊には向いていませんでしたね^^;
小さい時から聞いている「3びきのこぶた」と全く立場が逆転しているオオカミ。おおぶたの悪者ぶりや、オオカミのかわいさなど笑いが止まりません…。
我が家の子ども達も、「かわいいおおかみっだって~」「おおぶた、悪いね~~」「お花の家~~!」と大喜びでした。
毎回、笑い転げて大騒ぎなので1日の締めの1冊には向いていませんでしたね^^;
3びきのかわいいオオカミ
まとめ
小学生低学年(1~2年)におすすめの絵本5冊+おまけの1冊はコチラ!- あらしのよるに
- 長ぐつをはいたねこ
- もりのへなそうる
- つるにょうぼう
- ねむりひめ
- 3びきのかわいいオオカミ(おまけの1冊)
小学生低学年(1~2年生)におすすめしたい絵本はまだまだあります。5冊に絞るのは大変でした^^;
小学校に入ると、図書館に通うことが日課になってきます。いろいろな本を借りてきますよね。
ぜひ、どんな本を借りてきているのか興味を持ってあげましょう!そして、一緒に読んであげてください。
まずは、「読み聞かせてもらってそれから自分で読んで」という経験が積み重なって、読書力や読解力の向上に繋がるのです。
急に「小学生なんだから自分で読みなさい」と突き放してしまうと、子ども達も戸惑いさみしくなってしまいます。
絵本は、子ども達から要求されなくなるまで、読んであげてくださいね。
~絵本の読み手である私からのメッセージでした~

Ogaさん、小学生低学年に読み聞かせしたいおすすめの絵本についてお話いただきありがとうございました♪
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