絵本の読み聞かせは、子育てには絶対欠かせませんよね…。
3歳にもなると、言葉を理解する力がグングン伸びてきて、言葉の量もどんどん増えてきます^^
シンプルなストーリーが理解できるようになり、ちょっと長いお話も楽しめるように!
子育て支援センターで絵本の読み聞かせをしている時にも、3歳児の子どもさんは短か目のストーリー性があるものを喜んでくれますよ。
それこそ、あまりにもじっと見つめて聞いてくれるので、こっちがびっくりするくらいです!そして、自分が知っているところは、一緒に口ずさんでくれたりも…。
そんな時は、「あ~、この絵本好きなんだな~~」って、読んでる私もうれしくなります^^
そんな中から、読み手をしている私が3歳児におすすめの絵本を5冊ほど厳選しましたのでぜひ参考にしてみてください。

ということで、引き続き実際に絵本の読み聞かせをしているOgaさんにお話していただきましょう♪
3歳児と楽しむ絵本のおすすめ5冊はコレ!
3歳児の頃は、乳児から幼児に変化していく頃で、会話やお話を楽しめる時期になってきます。また、お父さんやお母さんのまねっこ遊びもしますね^^でも、まだしっかりとした物語は難しいです^^;なので、言葉の繰り返しや繰り返しのリズムが特にはまるようですね。
そんな3歳児の頃におすすめしたい絵本が、こちらの5冊になります!
- ぐりとぐら
- てぶくろ
- おおきなかぶ
- 三びきのやぎのがらがらどん
- かばくん
これらの絵本は、子育て支援センターでの絵本の読み聞かせの会でも大変人気があります。親子で楽しめる絵本なので、ぜひおすすしたいです^^
それでは1冊ずつ詳しく見ていきましょう!
おすすめ絵本その1:ぐりとぐら
のねずみのぐりとぐらは、お料理することと食べることが大好きです。
ある日、森へ出かけて自分たちよりも大きな卵を見つけました。
何を作ろうかと二匹で考えて「あさからばんまでたべても、のこるくらいのおおきいかすてら」をつくることにしました。
やけるのをうたいながら待っていると、匂いにつられて森中の動物たちが集まってきて…。
大きな卵を割って作るカステラの作り方、大人が見ていてもワクワクする絵本ですよね^^
リズム感のある「ぐりぐら ぐりぐら ぐりとぐら」という歌のようなフレーズが、3歳児にはうけるようです!
「かすてら、作りたい!」とせがまれましたが、何度やってもホットケーキでした^^
ぐりとぐら [ぐりとぐらの絵本] (こどものとも傑作集)
おすすめ絵本その2:てぶくろ
雪の降る森の中で、おじいさんが手袋を落としてしまいます。
そこにねずみがきて住むことにしました。そして、うさぎ・きつね・おおかみ・いのししと次々やってきます。最後には、くままで来て入ってしまいます。
それから、おじいさんは手袋を落としたことに気づき戻ってきます。さぁ、手袋はどうなるのでしょう…。
「中にいるのは だれ?」「いれて?」「どうぞ」という会話がくり返されます。
動物がどんどん大きくなってきて、「なかはどうなっているんだろう」とワクワク、「まだ来るの?、もう無理じゃない?」とハラハラ。
手袋の形も、どんどん変わっていくところも楽しい絵本です。そんなところにも、3歳児は引き込まれるようですね^^
(いやいや、ここは森じゃないですから)と思いつつ、「そうだといいね」と笑いました。
てぶくろ―ウクライナ民話 (世界傑作絵本シリーズ―ロシアの絵本)
おすすめ絵本その3:おおきなかぶ
おじいさんが、かぶを植えました。甘くて元気のよいとてつもなく大きなかぶになりました。
おじいさんは、「うんとこしょ、どっこいしょ」とひっぱって抜こうとしますがぬけません。
おじいさんはおばあさんをよんできて、ひっぱりますがぬけません。おばあさんは、孫をよんでひっぱります。
まご、いぬ、ねこと呼ぶたびに「うんとこしょ、どっこいしょ」とかけ声をかけて引っ張るのです。
最後にねずみがきて…。
「うんとこしょ、どっこいしょ」というところは、3歳児の心をワクワクさせます。
いっしょにかけ声をかけながら、引っ張るまねをしてくれるので楽しくなりますよ^^
家で、何かを引っ張る場面でもかけ声をかけてくれました。一度、面白すぎて力が入らず笑い転げてしまったこともありますね^^;
おおきなかぶ―ロシア民話(こどものとも絵本)
おすすめ絵本その4:三びきのやぎのがらがらどん
三匹のヤギが、山へ草をたべに行こうと出かけました。おおきいやぎ、ちゅうくらいのやぎ、ちいさいやぎ、三匹とも名前は「がらがらどん」。
山へ行く途中には橋がかかっていて、そこには「トロル」という化け物が住んでいて、三匹が渡ろうとするとおそいかかってきます。
三びきのヤギは、無事にわたることができるのでしょうか…。
3歳児にとって、天狗のような大きな鼻と大きな目の「トロル」は本当に恐ろしい化け物に見えるでしょう。
その化け物と闘うヤギたちを応援する姿は、やっぱりかわいいです^^
「やまへ ふとりに いくところです」⇒食べに行くことを表現
「これで めだまは でんがくざし」⇒串刺しのことを表現
私は、いつもここで吹き出しそうになってしまいます(笑)
こちらの絵本は、1965年に翻訳出版されているので言葉もクラシックなのです。
三びきのやぎのがらがらどん (世界傑作絵本シリーズ)
おすすめ絵本その5:かばくん
動物園に、朝が来ます。「おきてくれ かばくん」といって、カメを紐でつないだ少年がやってきます。
かめくんは、カバの池に入って一緒に遊びます。
今日は日曜日なので、動物園はおおにぎわい。かばくんの前にも、子どもたちがたくさん来ました。
「くつした はいてる」
「すかーと はいてる」
「はんずぼん はいてる」
「げたの こもいる」
…と子ども達も「かばだ かばだ」と大喜び!
やがてご飯の時間になり、キャベツやとうもろこしを大きなお口でぱくりと一口。食べた後はゴロンと横になって寝ます。
「さようなら またくるよ」と男の子はカメを連れて帰っていきました。
この絵本も、発行日が1966年となっています。だから、子ども達の服装が、とても昭和です。
この懐かしい感じも、子ども達には違和感なく受け入れられていくのでしょうね。何だか、ほっこり暖かくなります^^
かばくん (こどものとも絵本)
以上が、私が3歳児と楽しめる絵本としておすすめしたい5冊です。
そして、楽しい絵本と出会って来た中で、もう1冊どうしてもおすすめしたい絵本があります。
3歳時におすすめの絵本!おまけの1冊
私が、どうしてもおすすめしたいもう1冊の絵本はこちらです。おすすめ絵本その6:三びきのこぶた(原作)
こぶたの3兄弟が、それぞれ家を建てることになりました。
1番目のこぶたはわらで、2番目のこぶたは木の枝で、3番目のこぶたはレンガで家を作ります。
そこにオオカミが来て、1番目と2番目のこぶたの家は吹き飛ばされ2匹は食べられてしまいました。
3番目のこぶたの家にもおおかみが来ましたが、レンガは丈夫なのでへっちゃらです。
3番目のこぶたは、オオカミを退治しようと知恵をしぼって頑張ります。さて、うまくいくのでしょうか…。
この絵本は、原作なので嫌がる人もいると思います。
なぜなら、こぶた2匹がおおかみに食べられてしまいますし、おおかみも食べられてしまうからです。
でも、3歳児でも命の大切さはわかると思います!「頑張れば、大きいものにも怖いものにも立ち向かえる」と子ども達も考えることでしょう!
そもそも、子ども達はこの絵本を怖いと思わないみたいですよ。
逆にとっても、お気に入りでしたよ^^今でも、優しい子どもに育っています。大丈夫です!
三びきのこぶた―イギリス昔話(こどものとも絵本)
それでは最後に、今回の内容を振り返っておきましょう!
まとめ
3歳児と楽しむ絵本のおすすめ5冊+おまけの1冊はコチラ!- ぐりとぐら
- てぶくろ
- おおきなかぶ
- 三びきのがらがらどん
- かばくん
- 三びきのこぶた(原作)「おまけの1冊」
はっきり言うと、紹介したいおすすめの絵本を6冊に絞るのはかなり大変でした^^;どれもおすすめで、全部紹介したいくらいだからです!
3歳児は、行動力も増え行動範囲も広がり、赤ちゃんから子どもに向かってまっしぐらな時期です。
また、自我も芽生えて自己主張も激しくなり「魔の3歳」とも言われています。
絵本の内容も、男の子・女の子と好みも分かれるところもまります。そこは、やっぱり本能なのでしょう…。
「男の子は、乗り物や冒険もの」
「女の子は、動物やお花やかわいいもの」
を自分で絵本の棚から選んできます。年齢に合った絵本なら、ぜひ読んであげてくださいね^^
また、「三びきのこぶた」も原作を紹介しましたが、そもそも絵本の世界は楽しいものです。「残酷だ」とか「難しい」とか思わずに、原作もぜひ読んであげて下さい。
そして、お父さんもお母さんも一緒に親子で絵本を楽しみましょう!
~絵本の読み手である私からのメッセージでした~

Ogaさん、3歳児と楽しめるおすすめの絵本についてお話いただきありがとうございました♪
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