自分の子どもが不登校になったら、びっくりしますよね…。
焦りますよね。そして、どうにか行かせたいと頑張りますよね。
「行きたくない」
「行けない」
「行かない」
中学生が不登校になってしまう原因ってどこにあるのか?
実際、私の息子が中学生の時に不登校になり、「どうしたの!?」「何が原因!?」って、親としてかなり焦っていたころの体験談をお話しますね。
では、一緒に見ていきましょう。
中学生の不登校の原因その1:もしかしていじめ?

不登校の原因で一番初めに思いつくのが「いじめ」です。
中学生になると、クラスの友達や部活の友達などいろいろな友達が増えます。
その友達関係が、自分ではわからない理由で、ある日突然壊れてしまうんです。
その友達関係が、自分ではわからない理由で、ある日突然壊れてしまうんです。
中学生になって新しい環境でクラスにしか友達がいないとき、そこでいじめられると逃げ場がありません。
もし、他のクラスに話せる友達がいたとしても、やっぱりちょっと遠い存在になってしまいます。
なので、その場合の孤立感はハンパないのです。そして、自分のクラスにさえ入っていけないことに。
まず、教室のドアがくぐれなくなって、それから校門がくぐれなくなり、その結果不登校になってしまいます。
部活がある子はクラスでいじめられると、クラスでは「我慢して我慢して我慢して…」部活だけを楽しみにして、とりあえず学校には行けるんですよ。
だけど、全学年・全クラスから生徒が集まる部活ですから、当然同じクラスの子もいます。そうなると、結局部活にも行けず不登校になってしまうことも…。
逆に、部活でいじめられるとクラスでは過ごせるのですが、部活の時間になるのが怖くなりますよね。「部活から逃げたい」「学校に行けない」ってなり、これまた不登校に。
そこで・・・
果たして、うちの息子が中学生の時に不登校になたった原因は「いじめ」だったのでしょうか?
確かに、息子は色が白いのでそのことでからかわれたり、あまり背が高い方ではないので背のことでからかわれたりはしていました。
でも、勝気な性格なので言い返したり、申し訳ないですが手が出たりしていたので(担任の話)、そのことで深く思い悩んではいなかったようです。
部活では、自慢じゃないですが陸上部で足が速く、朝練をさぼっても部活をさぼっても先輩よりも早かったです。
なので、先輩からの風当たりは強かったですが、やっぱり勝気な性格なので気に病んではいなかったですね。(顧問の話)
でも、勝気な性格なので言い返したり、申し訳ないですが手が出たりしていたので(担任の話)、そのことで深く思い悩んではいなかったようです。
部活では、自慢じゃないですが陸上部で足が速く、朝練をさぼっても部活をさぼっても先輩よりも早かったです。
なので、先輩からの風当たりは強かったですが、やっぱり勝気な性格なので気に病んではいなかったですね。(顧問の話)
小さな人間関係の悩みこそあったと思いますが、いじめは息子にとって不登校の原因になるようなものではありませんでした。
それでは、不登校の原因が「いじめ」でない場合は「病気」なのでしょうか。次に見ていきましょう。
不登校の原因その2:中学生特有の病気かも!?

「いじめ」の次に、不登校の原因として考えられるのが病気。身体の病気だったり、心の病気だったり。
でも、「いじめが原因で心の病気になり身体に症状が出てくる」っていうこともよくあります。人は、本当にデリケートですから…。
特に、中学生という思春期特有のホルモンバランスの崩れからくる病気が原因で、不登校になっていることがあります。
中学生は急激に身体が大人になっていく時期ですが、あまりにも急すぎてホルモンがついていけなくなって体調を崩してしまうんですね。
ホルモンバランスが崩れるということは、自律神経も乱れるということです。これが、本当に辛いんです。
自律神経が乱れると、交感神経(こうかんしんけい)と副交感神経(ふくこうかんしんけい)の働きが正常でなくなります。
- 交感神経は神経を興奮させて筋肉を動かす。
- 副交感神経は神経を休ませて眠くなる。
とういう仕事をしています。
この働きが乱れてくると、「寝れない起きれない」ってことが起き、これが不登校の原因になるんです。
あと、「プレッシャー」も…。子どもなりにいろいろなプレッシャーがありますよね。
- 親からのプレッシャー
- クラスの中でのプレッシャー
- 部活の中でのプレッシャー
ちなみに、うちの息子はクラスの長になったプレッシャーと学力の事や友達関係の事とかの全部でした。
でも、「すべてから逃げたい、だから行かない」
というのではなくて、
「これもあれもすべてをうまくやりたいけどできない!!」って悩んで悩んで、いろいろ考えこんでしまったよう。
さらに、そこに中学生特有である思春期のホルモンバランスの崩れも出てきて、「寝れない起きれない」という日々が続きました。
でも、「すべてから逃げたい、だから行かない」
というのではなくて、
「これもあれもすべてをうまくやりたいけどできない!!」って悩んで悩んで、いろいろ考えこんでしまったよう。
さらに、そこに中学生特有である思春期のホルモンバランスの崩れも出てきて、「寝れない起きれない」という日々が続きました。
結局、これらが重なったことが息子が不登校になってしまった原因だったのです。
では次に、息子が不登校になった時に「どう対応したのか?」をお話しますね。
不登校の中学生の親にできることは?

不登校の中学生に向かって、頭ごなしに「サボってないで行け!」って怒らないでください。ちょっと冷静になって、子どもさんを見てよく観察してあげることが大切。
現に、わたしは怒るのをキッパリやめました。命にかかわるようなことをしない限り、怒るのをやめました。
もちろん、心配をかけたり迷惑をかけたりしたときは注意はしましたよ。でも、ガミガミするのはやめました。
そして、「今日も頭痛いから学校休む」って言い始めて何日かたった時に「いじめとかある?」って聞いてみることです。
それがきっかけになって、いろいろと話してくれるかもしれません。
でも「別に」って答えたら、今度は担任の先生に「友達とうまくいっていますか?」って聞いてみてください。何か見てくれているかもしれません。何か動いてくれるかもしれません。
うちの息子の担任の先生は、とてもいい先生で、クラスの生徒からも信頼されて人気もあり、息子も心を許していました。
で、「来られる時間でいいので必ず来てほしい」と先生の言葉。
息子が、中学校に行った日にはよく話を聞いてくれて、行けなかった日には必ず夕方電話をくれました。心配事や悩み事を、本当によく聞いてくれてました。
そんな中で、担任から「夫婦仲を改善してみてください」とも言われました。もっとお父さんを巻き込んで、と。一人で頑張らないで下さい、と。
別に、夫とは離婚の危機とか全くなかったのですが、実は子どもには不安に感じることが多かったみたいで…。
その時はびっくりしましたが、夫にも事情を話しました。
そして、頭ごなしに怒ったり決めつけたりせず、カウンセラーのように話を聞いてやってほしいと頼みました。
別に、夫とは離婚の危機とか全くなかったのですが、実は子どもには不安に感じることが多かったみたいで…。
その時はびっくりしましたが、夫にも事情を話しました。
そして、頭ごなしに怒ったり決めつけたりせず、カウンセラーのように話を聞いてやってほしいと頼みました。
とにかく、今の息子の心はガラスのハート。
思春期という難しいお年頃なので、家にいても学校のことも友達のことも何もしゃべりません。
いつも「あ~」とか「お~」とかしか言わないので難しいですが、できるだけ共通の話題・趣味などでコミュニケーションをとるようにしてください。
うちは、パソコンやゲームでした。もちろん、一緒にもやりましたよ。決して「ゲームはだめ!」とは、言いませんでした。
このように、しっかり息子と向き合うことで、徐々に息子の体調も改善されていったのです。
まとめ
今回は、中学生の不登校の原因について実体験をもとにまとめました。- 不登校の原因の一つは「いじめ」かもしれない。
- 不登校の原因の二つ目は「中学生特有の病気」かもしれない。
- 親としてできることは、信じて見守って焦らないで話を聞く。怒るのをやめる。
子どもさんが不登校になるということは、決して悪いことをしているわけではありません。何かと戦っているのです。責めないであげてください。
きちんと向き合って理解してあげ、コミュニケーションをしっかりとって乗り越えていきましょう。
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