めでたい新年を迎えるための準備の一つに鏡餅がありますよね。
どうも!Otama夫issaです^^
ところで、「何故お正月に鏡餅を飾るのか」ご存じですか?
我が家では、鏡餅を飾る役目はもっぱら長女さんの担当。今では「ちゃっちゃっと」慣れた手つきでセッティングしてくれます!
そんな長女さんに、初めて鏡餅の飾りつけをお願いした時のこと
長女「ねえねえ、この台ってなんて言うの?」
長女「いっぱい飾るものあるねえ。これってなんか意味ってあるの?」
私「ごめん。すぐ調べてみるわ^^;」
そんなやりとりを、いまでもよく覚えています。
鏡餅といえば、「めでたいからなんとなく飾ってある」としか思っていなかったので、その時はかなり焦ってしまいました^^;
やはり、昔から伝わってきたお正月に鏡餅を飾る風習をきちんと勉強しておく必要がありますね。
もし子供に聞かれても、すぐに答えられるようにしておきたいものです!
ということで、今回は鏡餅を飾る風習についてまとめてみます。果たして鏡餅を飾る台って何て言うのか?またどんな意味があるのか?
鏡餅を飾るあの穴の開いた台の名前って?
ずばり!その名前は三方(さんぽう)といいます。三宝と書くこともあるようです。
この穴は「刳形(くりかた)」呼ばれる透かし穴で、前と左右の三方にあいています。
三方について
三方は、もともと食事用の台として使われていました。現在は、神祭などの儀式のときに物をのせる台としての役割があります。家庭では、神棚への供物・正月の床飾りといったお祝いの台として使われてますね。
三方は、穴のない方を表としてその面を神前に向けて置くという決まりがあります。
「知ってましたか?」しっかり覚えておきましょう。
それでは次に、鏡餅の飾り方と意味についての紹介です!
鏡餅の飾り方とその意味について

鏡餅の飾り方は、地方によっても違いがあります。こちらでは、一般的なもので説明しますね。
鏡餅を飾る際に、必ず使われるものは5つあります。
- 三方(さんぽう)
- 橙(だいだい)・みかん
- 御幣(御幣)・四手(しで)
- 裏白(うらじろ)
- 四方紅(しほうべに)
それでは、一つずつその意味を見ていきましょう。

1.三方(さんぽう)
三方は、鏡餅を乗せる台で先程の説明どおり神様への礼儀として使われます。2.橙(だいだい)・みかん
橙は、代々(だいだい)家が栄えるようにという縁起物の意味で使われます。ちなみに、橙が木から落ちず大きく実が育つことからきています。
3.御幣(御幣)・四手(しで)
四手は、四方に繁栄するようにという意味で使われます。ちなみに、紅白の色を使うのは魔よけの意味があるようです。
4.裏白(うらじろ)
裏白とは、シダのことです。シダは、古い葉と新しい葉が一緒に伸びてくるという特徴があります。なので、裏白は久しく栄えわたるという意味から使われます。
5.四方紅(しほうべに)
四方紅とは、四方を紅で縁取られた色紙のことです。赤い縁取りが、天地四方を守り一年の繁栄を祈願するという意味で使われます。
その他に、鏡餅と一緒に飾られるものをいくつか。
- 扇(おおぎ)末広(すえひろ)・・末永く繁盛していくようにとの願いが込めて飾られます。
- 海老(えび)・・腰が曲がるまで、長生きできるようにという意味で飾られます。
- 金と銀の水引
- 昆布・・「よろこぶ」ということで昔から縁起物とされています。
- 熨斗(のし)あわび・・あわびは長寿をもたらす食べ物なので飾られます。
- 干し柿・・冬に食べられる甘い食品で縁起物とされています。
- するめ・・当て字で「寿留女」つまり寿が留まるという意味で飾られます。
こう見ると、鏡餅と一緒に飾る縁起物はホントにたくさんあります。
そして、お正月に鏡餅を飾ることは大切な意味があるのです。きちんと理解して、めでたい新年を迎えたいものですね。
ただ、鏡餅の飾り方にはかなりの地域性があります。いろんな言われを知る上でも、調べてみると面白そうですね!
あともう一つ、鏡開きについても紹介しておきますね。豆知識にもなりますよー^^
鏡開きっていつなのか?
鏡餅をさげる日を「鏡開き」といいます。鏡開きの日は、これまた地方によって違いがあるようです。一般的には、1月11日に行われることが多いようです。
ちなみに、鏡餅の飾り始めは、12月28日が好ましいといわれています。なぜなら、「8は末広がりといって昔からいい数字」とされているからです。
また、12月29日は9がつくので苦しみということから避けた方がいいと言われています。
でも、逆に福(ふく)ということで、この日がいいとされている場合も。
「いったい、どっちがいいのーー?」って言いたくなりますよね^^
やはり、この辺はお住まいの地域に従うのがよさそうです!
ところで、お供えが終わった鏡餅。

鏡餅は、木槌や手で割って食べるという風習があります。ちなみに、包丁は「切る」ので使いません。
で、せっかくならおいしくいただきたいですよね^^
さすがに、焼き餅ではまわりが固くて歯が立たないでしょう^^;そこで、割った鏡餅はお雑煮やお汁粉に入れて食べることが多いようです。
あと、片栗粉をつけて揚げ餅にすると子供も喜ぶおやつにもなります^^
子供は、お菓子が大好きですからね。
それでは、今回の内容をおさらいしておきましょう!
まとめ
今回は、鏡餅の風習についてまとめてみました。鏡餅を飾る台の名前って、何だか覚えてますか?
そうです。【三方(さんぽう)】でしたね^^
鏡餅を飾る際に、主に使われるものは5つ。
- 三方(さんぽう)
- 橙(だいだい)・みかん
- 御幣(御幣)・四手(しで)
- 裏白(うらじろ)
- 四方紅(しほうべに)
で、それぞれに意味もありました。
やはり、代々伝わってきた【お正月に鏡餅を飾る風習】をちゃんと子供たちに受け継いでいってほしいですね^^
ただ、最近では鏡餅セットと呼ばれる市販の商品がよく見かけます。
なんか味気ないような気もしますが、毎年かなり売れているようです!
![]() サトウのサッと鏡餅 まる餅入り 16個入 “中” 528g (D-10… |
最近は、我が家でも市販の鏡餅セットを利用させてもらってます!(実は、三方も持っているんですが^^;)
【追記】
お正月の準備として、鏡餅の他にしめ縄飾りもありますよね。
小さい頃、玄関に立派なしめ縄を飾ってあった記憶が鮮明に残っています!確かクルマにもしめ飾りをしていたような…。
懐かしい光景が浮かびましたか?そんなあなた、もしかしてアラフィフ?
〔Otama夫issa〕

年末年始はウルトラ級の忙しさ!クリスマスに、年賀状、大掃除、帰省、年越し蕎麦、おせち料理の準備、お正月太り(?)など。これらをエイっと乗り切るための記事まとめです。
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